いざ住宅ローンを組むときに、
「いま家賃○○○○○円の家に住んでるから同じくらいでローンを組もう」
そう考えているあなた。
マンションにしろ、一軒家にしろ住宅購入後は、
毎月・毎年の維持費が必要です。
これらの出費を考慮できないと住宅ローンの返済がかなりキツくなりますので、
必ずポイントを押さえておきましょう。
住宅ローンの月々の返済以外の出費とは?
住宅ローンを組んで、マイホームを手に入れる方の多くは、
- 一軒家
- マンション
のどちらかだと思います。
一軒家にしろ、マンションにしろ維持費は必ずかかってきます。
一軒家の場合
一軒家を購入した場合、
- 固定資産税
- 都市計画税
- 10年周期のリフォーム代
などの費用が毎年かかります。
固定資産税とは?
土地や家屋、償却資産を所有する人がその価格を元に算出された税を市町村に収める税金です。
都市計画税とは?
市街化区域内に土地や家屋を所有する人にかかる税金です。
10年周期のリフォーム代とは?
10年ほど住むと外壁、水回りのリフォームが必要になるケースが多いです。
マンションの場合
マンションを購入した場合、
- 管理費
- 修繕積立金
- 10年周期のリフォーム代
などの費用が毎年かかります。
管理費とは?
マンションのエントランスなどの共用部分の維持費や定期的な清掃の費用に使われます。
修繕積立金とは?
マンションのエレベーター故障時などの修繕に使われる費用です。
10年周期のリフォーム代とは?
10年ほど住むと部屋内の水回りリフォームが必要になるケースが多いです。
具体的な費用について
例えば、家賃6万円の家に住んでいるとします。
そこで35年で毎月の返済額を6万円になるように住宅ローンを組んでみましょう。
引用元:返済額の試算
借り入れ額は2,100万円で総支払額は金利1%の場合、約2,500万円です。
これに管理費や修繕積立金がかかってくると毎月の支払いが平均的なマンションで約2万円ほどプラスで支払う金額が増えます。
固定資産税や都市計画税についても毎年12万円計算とすると月に1万円ほど支払う額が増えます。
家を購入した場合、今後10年、20年…50年と住み続けていくはずですよね。
これら管理費などの維持費は住み続ける限り発生します。
更に、10年後に外壁の修理や水回りのリフォームで数百万円がかかるということもよくある話です。
これを読んだあなたもローンの返済額だけでなく、
実際に住んだときに支払うべき金額を見直して無理のない住宅ローンを組んでくださいね。
たとえ、あなたの年収が高くたくさんローンを借りられるとしても、
それは決して返せる額というわけではないことを覚えておきましょう。
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