敵と戦っている時にフェイスのナイトばかり殴られている光景をよく目にしませんか?
最初に殴りかかったのはプレイヤーなのになぜ?と思っているあなた。
これには「ヘイト」と「敵対心」といわれるシステムが関係しています。
この記事では「ヘイト」と「敵対心」について説明していきますね。
ヘイトとは?
分かりやすくいうと敵がプレイヤーに対してもつ「イライラ度」のようなものです。
オンラインゲーム界隈では「恨みゲージ」などとも呼ばれていますね。
自分を殴ってくる相手にはもちろんイライラしますし、
自分が殴っている相手を後ろから回復されたらイライラしますよね。
そのイライラ度が1番高い人をモンスターは狙ってきます。
またこのヘイトには揮発ヘイトと累積ヘイトが存在しています。
揮発ヘイト
戦士のアビリティ「挑発」のような一瞬で敵を「イラッ!」とさせる行為を指します。
使った瞬間はモンスターをすごくイライラさせますが、
時間とともにイライラ度が減るスピードが速いのが特徴です。
揮発(きはつ)性が高い液体エタノールなどもすぐに蒸発して消えてしまいますよね。
それと同じ理屈で、一瞬で敵のターゲットを奪えますがその分のヘイトはすぐに消えてしまいます。
累積ヘイト
通常攻撃や魔法攻撃のダメージ量や回復魔法などの値が累積されます。
敵から殴られることで累積ヘイトは減少していきますが、
時間経過とともに減ることありません。
敵対心とは?
敵対心について説明するね!
ナベ
FF11内では、ヘイトを翻訳して「敵対心」として使われており、
少しややこしいのですがヘイトと敵対心は別物です。
FF11ではメリットポイントや装備のステータスに、
「敵対心+」や「敵対心-」といった項目が設定されています。
これは、敵へのヘイト量に対して±〇%増減させるという意味があります。
例えば、
戦士が殴って100ダメージ与えると敵に100ヘイト加算される場合
敵対心+10の装備をしていると、100ヘイトに+10%され110となります。
ヘイトを日本語訳した敵対心と本来の敵対心の意味を混在しないように気をつけましょうね。
ヘイトリストに乗る条件
嫁
次に、敵のヘイトリストに追加される条件について説明します。
- 敵に物理攻撃をする
- 敵に魔法攻撃をする
- 敵にアビリティを使う
- ヘイトリストに乗ったプレイヤーに魔法を使う
- ヒーリング中に絡まれる
これらの行動を取ると敵のヘイトリストに乗ります。
少し紛らわしいですが、ヘイトリストに乗ってないプレイヤーを回復してもヘイトリストには乗りません。
フェイスの呼び出しは可能。
ヘイトリセットについて
ナベ
敵が使うスキルの中にヘイトリセット効果のあるスキルがあります。
効果は様々ですが、今狙っているターゲットへのヘイトを著しく下げるものや、
範囲攻撃に巻き込んだ全てのプレイヤーのヘイトをリセットするのもあります。
これらの攻撃のあとに後衛ジョブが大ダメージ魔法や大回復などをすると、
ナイトからターゲットを奪ってしまい、壊滅するパターンに入る可能性もあります。
ヘイトリセットはあくまでヘイトを減少させるだけなので、
ヘイトリストから消えないため、フェイスなどの呼び出しは出来ないままです。
ヘイトリストから消える条件
嫁
次に、敵のヘイトリストから除外される条件について説明します。
- 敵から一定距離離れて一定時間経過する
- 敵の魅了技を受ける
- シーフのアビリティ「かくれる」を使用する
- 獣使いのアビリティ「なだめる」を使用する
- からくり士のアビリティ「腹話術」を使用する
これらの行動を取ると敵のヘイトリストから外れます。
少しマニアックな話になりますが、以下の行動は自分がヘイトリストのトップ
つまり敵に狙われている時しかヘイトリスト除外にならないようなので、
頭の片隅にでも置いといて下さいね。
- エリアチェンジ
- 戦闘不能
- ログアウト
たとえば、スリプル等で敵を睡眠状態にしてログアウトやエリアチェンジをしても、敵が睡眠状態から回復するまでヘイトリストが保持されている場合があり、寝かせた敵が目覚めるよりも早くそのエリアへ復帰すると目覚めた途端に襲われてしまう事があるので注意が必要である。
参考元:ウィンダスの仲間たち
ヘイトと敵対心についてまとめ
前衛をやる方も後衛もやる方も、ヘイトに関しては知っておくべきだと僕は思います。
ターゲットが固定出来ない理由は、タンク職が悪いだけではない事が多いです。
周りの人が協力して、ヘイト管理を行い有利に敵と戦えるようにしましょうね。
タンク職は敵対心+装備をつける。
後衛職は敵対心-装備をつける。
簡単なことから少しずつ始めて行きましょう。
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