嫁
ナベ
2年ほど前にOLYMPUSのミラーレスを購入したなべです。
ようやく重い腰をあげてカメラの勉強をはじめたので、
ちょっといいカメラが欲しいな~
と考え中のあなたと一緒にカメラの選び方・使い方を勉強していきたいと思います!
今回は第1回目という事で大きく分けて3種類ある
- デジタル一眼レフカメラ
- ミラーレス一眼カメラ
- コンパクトデジタルカメラ
の違いについて紹介します。
目次
一眼レフとミラーレスとデジカメの特徴について
嫁
ナベ
なかなか見分けがつきにくいカメラですが、
それぞれの特徴を押さえるとグッと分かりやすくなるので1つずつポイントを見ていきましょう。
デジタル一眼レフカメラの特徴とは?
まずは特徴を挙げていきますね。
- カメラの構造上サイズが大きく、重たい
- レンズの交換が出来る
- バッテリーの持ちがいい
- 実際に写真を撮らないとボケ具合などが分からない
デジタル一眼レフカメラは通称“一眼レフ”と呼ばれることが多いです。
この一眼レフとミラーレスの違いがよく分からない人が多いと思います。
僕も最初は全然分かっていませんでした。
一眼レフ最大の特徴はカメラの構造にあります。
上記の画像のように一眼レフはレンズから入ってきた景色をミラーで反射し、
ペンタプリズムという5角形のプリズム体で反射させてファインダーごしに景色を見ます。
このミラーの事をレフレクター(反射板)といい、略してレフと呼びます。
このような構造になっている為、一眼レフは他の種類に比べ大きく重くなってしまいます。
しかし、直接ファインダーごしに景色をみるため、ピントを合わせやすいというメリットがあります。
続いての特徴は、レンズが交換できる事です。
レンズを交換する事で、近い物を撮りやすくしたり、遠くの物を撮りやすくしたりできます。
ちなみにミラーレスカメラもレンズを交換できます。
次にバッテリーの持ちがいいという特徴ですが、
ミラーレスカメラはファインダーごしから映像を見るのではなく、
イメージデータを液晶に写します(詳細は後述)
その分バッテリーを使う為、ミラーレスと比べると一眼レフは比較的バッテリーの持ちがよくなります。
最後に、実際に写真を撮らないとボケ具合などが分からないという点です。
一眼レフはファインダーから景色を見て、一眼レフに設定した明るさや絞り値などで写真を撮ります。
なので、実際にシャッターを切って写真を撮らないとボケ具合などが分からない為、
必然的に写真を撮る枚数が増えます。
ミラーレス一眼カメラの特徴とは?
ミラーレスの特徴は以下の通りです。
- カメラの構造上サイズが小さく、軽い
- レンズの交換が出来る
- バッテリーの消耗が激しい
- 液晶画面に明るさや絞り値などの設定が反映される
ミラーレスカメラの構造は一眼レフとは大きく異なります。
上記の画像のようにミラーレスカメラは文字通りミラーがありません。
レンズから入った景色を映像に変換し、電子ビューファインダーや液晶画面に映します。
そのため、カメラの構造が一眼レフに比べスッキリしており、
カメラのサイズが小さく、軽いです。
続いての特徴は、一眼レフと同様にレンズが交換できる事です。
近いものや遠いものを撮る他に広角レンズやマイクロレンズなどもあります。
次にバッテリーの消耗が激しい点ですが、
前述したとおり、ミラーレスはレンズからの景色を映像化し液晶画面に映します。
その分バッテリーを使う為、バッテリーの消費は激しくなります。
最後に、液晶画面に明るさや絞り値などの設定が反映される点です。
ミラーレスはレンズから取り込んだ景色とミラーレスに設定した明るさや絞り値などの設定を全て映像化します。
これによってシャッターを切らずにどのような写真が撮れるかが事前に判断出来ます。
僕がミラーレスを購入した1番の決め手はこの事前にどのような写真が撮れるか分かる点に惹かれたからです。
コンパクトデジタルカメラの特徴とは?
まずは特徴を挙げていきますね。
- 基本的にミラーレスカメラと一緒の特徴を持つ
- ミラーレスよりも更に小さく軽い
- レンズの交換が出来ない
コンパクトデジタルカメラ、通称”デジカメ”、”コンデジ”と呼ばれています。
デジカメの1番の特徴はやはりサイズと重さです。
手のひらサイズで電源を入れるとレンズがにょきっと出てくるタイプですね。
デジカメの構造はミラーレスと同じでレンズから取り込んだ景色を液晶画面に映します。
ただし、レンズの交換が出来ないため、
ズームに限界があったり絞り値などの設定が出来ない点がデメリットになります。
自分にあったカメラを選ぶポイントとは?
嫁
ナベ
カメラの重さ
前述の通り、カメラは一眼レフ>ミラーレス>デジカメの順で重たくなります。
写真を撮るときに常にカメラは持ち歩くものなのでちょっと持った時点で重いと感じるなら
ずっと持ち続けるのは苦痛だと思います。
1度、実物のカメラをお店に行って持ってみることをおすすめします。
重くても平気な方は一眼レフ。
一眼レフが重過ぎるけど、レンズを交換して幅広く写真を撮りたい方はミラーレス、
ミラーレスでも重すぎてしんどい方はデジカメをおすすめします。
レンズをつけた状態の重さで決めましょう!
カメラのデザイン
カメラのメーカーによってフォルムは色々あります。
特に右手で持つ部分がしっくりくるかなどは意外と重要になってきます。
ある程度写真を撮りなれてくると100枚や200枚撮る事になりますが、
手にしっくりしない物を持ち続けるのって意外としんどいです…
女性は手が小さい方も多いので、OLYMPUSのPENシリーズなどが人気ですね。
動く物を撮りたいか
次にどんな物を撮りたいかを考えてみましょう。
例えば、運動会で走る子供を写真に撮りたかったり、
走り回るペットを撮りたい方は、一眼レフをおすすめします。
なぜならミラーレスやデジカメはレンズから捉えた景色を映像化するのに若干のラグがあるためです。
最近の技術の進歩でミラーレスもかなり動く物を捉える能力は高くなっていますが、
ピントの合わせやすさなども考えると一眼レフに軍配が上がります。
背景をぼかしたい
背景がボケている写真ってプロが撮ってる感ありませんか?
僕は背景をぼかしたくてミラーレスを買いました。
デジカメではうまく背景をぼかす為の寄せや絞り値の設定が出来ないので、
一眼レフまたはミラーレスをおすすめします。
料理などを撮って背景をぼかすなら短焦点レンズなどを使うのがおすすめですよ。
実際にカメラを使って便利だと思った機能
嫁
ナベ
カメラの種類とレンズである程度の撮りたい写真は撮れますが、
更に使い勝手をよくする機能があるので紹介します。
Wifi対応
最近では当たり前になりつつあるWifi。
カメラ自体にWifi機能が付いていると撮った写真をすぐにスマホに移す事ができます。
手軽にInstagramなどのSNSにアップできるのは魅力的ですね。
家に帰ってからもパソコンと線を繋いだりしなくてもいいのも楽チンです。
バリアングル液晶
バリアングルと聞くと馴染みがありませんが、
簡単に言えば上下左右に動くモニターです。
高くカメラを掲げると液晶に何が写っているか分からない時に液晶を下に向けたり、
地面スレスレにカメラを構える時に液晶を上に向けたり、
自撮りするときに液晶を反転させたりと用途は自由です。
チルト液晶
チルト液晶はバリアングルとは違い、上下のみモニターが動きます。
僕が持っているOLYMPUSのOM-D EM-1もこのチルト液晶です。
3種類のカメラの違いまとめ
いかがでしたでしょうか?
それぞれの特徴はつかめましたか?
カメラは一概にこれがイイ。と言えるものではなく、
実際にカメラを使うあなた自身がどんな景色を撮りたいか、
どんな物を撮りたいかが重要になってきます。
- カメラの中では大きく重たい
- ファインダーごしで景色を見る
- バッテリーの持ちがいい
- 写真を撮らないと設定の確認が出来ない
- レンズがないと撮影できない
- レンズが交換できる
- 一眼レフよりも小さく軽い
- バッテリーの消費が激しい
- カメラの設定が反映された状態で液晶に写る
- レンズがないと撮影できない
- レンズが交換できる
- カメラの種類の中で1番小さく軽い
- レンズと一体型なのでレンズの交換できない
- ぼかしなどの凝った撮影ができない
上記ポイントをおさえてぜひ自分にあったカメラを選んで下さいね。
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