嫁
ナベ
最近ちょっとずつミラーレスで撮った写真にイイネが付くようになったなべです。
僕も2年ほど前にミラーレスのOLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M1 12-40mm F2.8 レンズキット ブラック 防塵 防滴 OM-D E-M1 12-40mmF2.8LKITというカメラを買ったのですが、なかなか自分の思ったとおりの写真が撮れませんでした。
写真をきれいに撮るコツや設定を調べてもむずかしい専門用語が多くて読む気が失せるんですよね…
では、そんな僕がなぜ突然カメラの上手く撮るコツなんて記事を書こうと思ったかというと、
たまたま待ち合わせ場所に早く着いて、
本屋で時間を潰してるときに見つけたこの本がきっかけなんですよね。
何冊かカメラの本を立ち読みして挫折した僕が「マンガ形式ならイケる!」と思って買ってみたんですが、
今までのカメラの本と違ってだいぶ噛み砕いてわかりやすく書いてありました。
今日はこの本の内容を実践して、カメラ初心者でもうまく撮れるコツを紹介出来ればと思います!
目次
まずはオートモード(Auto)を卒業しよう!
嫁
ナベ
ついつい景色を撮る時にカメラのモードをオートにして撮影しちゃってませんか?
オートって聞くと自動でキレイに撮ってくれそうと思っているあなた。
実はオートって人の目で見たままの景色を忠実に撮ろうとするんです。
そりゃ背景がボケたり、明るさが調整されたりしないですよね。
まずはこのオートモードを使わずに撮影することに慣れていきましょう。
A(Av)モード(絞り値優先モード)を使ってみよう!
嫁
ナベ
オートモードを封印されたあなた。
勇気を振り絞ってA(Av)モードにしてみてください。
このAモードはオートモードと違って絞り値(F値)だけ自分で設定することが出来ます。
嫁
ナベ
絞り値(F値)はわかりやすく言うとボケ具合を決める値です。
参照元:SONY
Fの値が小さいほど背景がボケます。
逆にFの値が大きいほど背景までクッキリと写るのでオートモードに近い写真になります。
F値の違いでどれくらい背景がボケるか見てみましょう。
F値:小(ボケる)
F値:普通(少しボケる)
F値:大(ボケない)
参照元:SONY
同じ写真でも絞り値を変えるだけで違う写真のように見えますよね。
まずはオートモードをやめてA(Av)モードで絞り値を調整して色んなボケ写真を撮ってみましょう。
- F値を小さくするほど背景がボケる
- 主役と背景の距離を遠くするほどボケやすい
- 可能な限りズームにして近寄ると背景がボケやすい
写真の主役を決めよう!
嫁
次は更にいい写真を撮れるコツを教えるね!
ナベ
A(Av)モードには慣れてきましたか?
ちょっと背景がボケることでようやく一眼レフやミラーレスを使いこなしてる感ある!と思ってきたあなた。
その調子でどんどんいい写真を撮っていきましょうね。
それでは、次に覚えて欲しいことをお伝えします。
写真を撮る時に主役を決めて下さい!
背景をボカすということは、知らず知らずのうちにボカさない何かをあなたは決めているんですね。
ただ漠然と写真を撮るのではなく、この写真の主役はコレだというものを1つ決めましょう。
例えば、料理の写真を撮る時もただ写真に撮るとこのようになりますよね。
これだとよくありがちな写真になってしまいます。
そこで、この料理を主役にして背景を入れて撮ってみると…
ちょっとそれっぽく撮れたと思いませんか?
主役を決める事で同じ風景でも全然ちがう写真が撮れます。
同じ背景でも雰囲気のちがう2枚の写真が撮れましたね。
写真を撮るときは設定だけでなく、あなた自身が何を撮りたいかしっかりと決める事でより素敵な写真が撮れるようになりますよ。
きれいに撮れる構図をマスターしよう!
嫁
ナベ
いよいよ、うまく写真を撮る最後のポイントです。
そのポイントとは写真の構図なんですよ。
ついつい主役に決めたものを中心に写真を撮っているあなた。
これから紹介する構図をマスターして、一味ちがう写真を撮ってみて下さいね。
三分割構図
まず1つ目が、三分割構図といわれる構成です。
これは写真の構図を縦3分割、横3分割して交わる点のどこかに主役を置く表現方法です。
文章で書くと分かりにくいので僕がこの前撮った写真で説明しますね。


この写真は桜を主役にして背景に神社を写しています。
この★がついてる4つの箇所のどこかに主役を置く事で三分割構図が成り立ちます。
景色を撮る場合は、強調したい方を2/3占める割合で構成してみるといいですよ。


人を撮る場合などは右か左に寄せて、逆側に余白を作るイメージを持つといいかもしれません。
- 人物などを撮る時は縦横に3分割した交点に主役を定める
- 景色を撮る際は強調したい部分を2/3占めるように定める
二分割構図
続いては、二分割構図です。
三分割とは違い、半分で構図を区切ってしまう構成ですね。
具体的にどんな写真か見てみましょう。


個人的に、ありがちな写真になってしまいがちなので僕はあまり使いません。
- 安定した背景を撮りたい場合におすすめ
対角線構図
最後に紹介するのは対角線構図です。
料理などの物を撮る時にとても使いやすい構成なので、
Instagramなどに投稿するときに役に立ちますよ。
では、実際にどんな写真か見てみましょう。


このように、主役にたいして対角線上に別の物を置く事で奥行きを出す事が出来ます。
手前の主役にピントを合わせることで背景をボカすこともできるので非常に使いやすい手法ですね。
ナベ
嫁
- 料理などの物を撮る際に使う
- 奥行きを出せるので主役がハッキリする
初心者がうまく写真を撮るコツまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した3つの方法をおさえればグッとプロっぽい写真が撮れると思います。
最後にもう1度ポイントをおさらいしておきましょうね。
- オートは使わずにA(Av)モードを使う
- 絞り値(F値)は小さいほど背景がボケる
- しっかりと写真の主役を決める
- しっかりと写真の構図を決める
以上のポイントをおさえてあなたが撮りたい!と思う景色を収めて下さいね。
今回、僕が読んだ本には更に上手に撮るコツも紹介されています。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
マンガ形式になっているので、スラスラと読めますよ。
まだカメラで迷っている方には一眼レフやミラーレスの違いの記事も書いているので、
こちらも参考にしてみてください。
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