こんにちは、なべです。
【自分を高める最強の本の読み方】
①本を読む
②内容を一部実践する
③実践結果をブログに残すほとんどの人が①だけで満足してしまうけれど、それを続けてたら知識だけ豊富な評論家おじさんまっしぐら。
読書は実践までつなげて初めて価値がある。— 八木仁平(公式) (@yagijimpei) 2017年11月29日
八木仁平さん(@yagijimpei)のツイートをみて読書して満足したらダメだ。
と思い、読んだ本をどんどんブログで紹介していくことにしました。
今回は、尾原和啓さんのモチベーション革命を読みました。
モチベーション革命ってどんな本?
モチベーション革命と聞いて、あなたはどんな内容の本だと思いますか?
仕事のやる気をアップするための本?
自分のモチベーションが何なのか知る本?
僕はこの本は
最近の若者が何考えてるかわからねぇ!
って1度でも思ったことのある方に向けた
これからの未来を担う若者の取扱説明書だと思います。
モチベーション革命を読めば、
いかに自分が時代に置いて行かれそうになっているかを知ることが出来ます。
昔と今は大きく変わってきている。
文明は進化し、世の中はどんどん便利になり、
欲しい物は何でも揃う(揃っている)
そんな世の中を生きる若者は何を思い、
何をモチベーションにしているのか。
その答えがこの本にはあると思います。
このブログでは僕が特に印象に残っている部分を紹介していきますね。
乾けない世代の欲望とは?
モチベーション革命では、乾けない世代という単語がよく出てきます。
戦後はまだ何もない時代だったため、人は自らの暮らしを豊かにするため
ありとあらゆるものを作り乾いた時代を生き抜いてきました。
そんな時代が続いてしまい、今の若者が生まれた時には
欲しい物は全て揃っているという時代になってしまった。
つまり、乾いた時代を潤そうにも乾いているところがないから
乾けない世代と呼ばれています。
この本でも出てくるアメリカ人の心理学者のマーティン・セリグマンが
人間の欲望は
- 達成
- 快楽
- 良好な人間関係
- 意味合い
- 没頭
であると言っています。
まず1つめが、達成。
目標をクリアした時や何かを成し遂げた時に感じる幸せ。
2つめが、快楽。
美味しいものを食べた時や好きなものを買った時の幸せ。
この2つの欲求(達成・快楽)が乾いた世代のモチベーションでした。
僕がIT業界に勤めていたときは、大きなプロジェクトが終わったり、
年末に必ず宴会騒ぎがありました。
これは、1年やり遂げたことやプロジェクトを成し遂げた達成と
美味しいものを食べて飲んで騒ぐ快楽だったんだなと思いました。
まさに乾いた世代のテンプレートですね。
続いて、残りの欲望を紹介していきます。
3つめが、良好な人間関係。
自分の好きな人とわいわいできればいいという幸せ。
4つめが、意味合い。
自分がやっていることが誰かに貢献しているという幸せ。
5つめが、没頭。
時間を忘れて何かに集中できるという幸せ。
この3つが今の乾けない世代のモチベーションです。
要は今の若者は「気の合う仲間と好きなことに夢中になりたい」んです。
僕自身、自分が1から携わったプロジェクトは自分の子供を育てているみたいで
本当に楽しくて終電を逃すくらい残業して時間を忘れて作業していたこともありました。
今思えばなにやってんだ自分…と思ってしまうけれど、
あのモチベーションは凄まじい動力源になっていたと思います。
僕はこのブログを書いている時点で31歳ですが、
乾いた世代でもなく、乾けない世代でもない。
逆にどちらでもあるハイブリッド世代なのかもとひそかに思いました。
これからの仕事は自分の好きなことをしていく
AIの進化が進むと人の仕事はどんどん奪われていく。
銀行の受付であったり、コンビニのレジなどは
近い未来すべて無人となり人の仕事が減っていく。
今の時代乾いた世代も乾く場所がどんどんなくなっていきます。
これから人はみんな乾けなくなる。
時代が変わっているのに、昔と働き方が変わらない。
これはおかしい事であり、上司や先輩がやっていることが
ずっと正しいことだという保証はどこにもない。
そんな時代だからこそ、自分の生きがいを見つけて欲しいと
モチベーション革命には書かれていた。
僕も本当に自分のやりたい事が30歳過ぎてようやく見えてきた。
このブログを開設したのも自分のやりたい事の1つだ。
では、生きがいとは何か?
- 好きなこと
- 得意なこと
- お金になること
- 世界が求めること
の4つが交わる部分が生きがいとされています。
ブログなどの情報発信は
「好きなこと」や「得意なこと」
を
「世界が求めるもの」やお金になること」
に寄せていくために有効なツールだと思ってます。もちろんやった方が良いけれど、並行して自分を掘る作業は絶対に必要。 pic.twitter.com/CpzK481pAI
— 八木仁平(公式) (@yagijimpei) 2017年11月24日
また八木仁平さんのツイートの引用ですが、
この生きがいの図が分かりやすいと思います。
今の自分の仕事に当てはめてみてください。
僕は以前勤めていたIT業界では、
「得意なこと」「お金になること」「世界が求めてること」
の3つを満たしていたので、「心地よいが空虚」という状態。
たしかになるほどな~と思います。
好きなことではあったけど少し熱量が足りなかったかな。
そして、今の自分で立ち上げた自営業の店は、
起業当時まさに生きがいでした。
それが時期が経つにつれ「世界が求めること」「お金になること」
の2つに減ってきていると感じています。
図でいうと「天職」というやつですね。
モチベーション革命を通じて改めてこれから自分がするべきことが
より明確になったと感じます。
モチベーション革命まとめ
この本を読んで僕が感じたことは
これからはお金のために働く時代ではなくなっていくんだ。
ということ。
今の若者が乾けないように、時代もどんどん乾けなくなる中で
自分の生きがいを見つけることが如何に大事か知ることが出来た。
ポイントをまとめると、
- 自分の好きなこと、得意なことが何か考える
- それでお金を稼ぐにはどうすればいいか考える
- それを世の中が必要な形で提供する
ということだと思う。
冒頭で「最近の若者の取扱説明書」という言い方をしたが、
決して30歳以上が読む本というわけではない。
「自分が何をやりたいか分からない」
「どこに就職したいか分からない」
と思っている若者に対してもオススメできる本だと思う。
気になる方は「はじめに」の部分が無料公開されているので
試し読みしてみるのもいいと思います。
参考 モチベーション革命 はじめに無料公開note
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